目に留まった広告新聞の編集後記

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雑誌や新聞の編集後記に目を通していると社内の雰囲気が伝わってくることがあります。2週間前のことですが、奈良市に本社を構えている小さな新聞社が発行している広告紙の編集後記が目にとまりました。読後、なんとも名状しがたいのですが、ホンワカとした気持ちにさせられました。きっとアットホームな和やかな会社なのでしょう。もし就職が決まっていない学生がいたら、大企業を狙うよりも、そういう会社を探して就職活動をしてほしいものです。長く勤めるには、なんといっても人間関係が肝心だからです。

ところで、それを読んだその日に、偶然、ニコニコ顔で社用車を運転しているひとりの男を見かけました。車に記されていた社名は間違いありません。が、呼び止めて確認したわけではないので、その男がMさんかどうかは分かりません。もしMさんでなければ、その会社は、全員一人ひとりがにこやかに仕事をしていることになるのでしょう。

さて、本欄に掲載させてもらうために、編集部の承諾を得るために連絡を取ったところ、ご快諾いただいた上に、以下のような「追記」が認められていました。

「私事で恐縮ですが、叔母が卒業生なので、勝手ながら、奈良女子大は身近に感じております。これからも、宜しくお願い致します。ウーマンライフ新聞社 編集・松尾英隆」

 そして、掲載を許可してもらった編集後記とは、以下のごとくです。

 

 

<本日1月20日と言えば、名俳優・三國連太郎の誕生日に、通年の大寒の入り、アメリカではケネディ、ブッシュ、そしてオバマなど大統領が就任した日である▼そして当社では、今日が本社営業部Mの第1子誕生の予定日だそうだ。普段から仕事熱心なMは、子育てやしつけの本を読むなど、パパになるための準備も念入りで抜かりがない。しかもそれらの本の大切な部分には付箋がぎっしりと貼られている。さすがである▼産まれてくるのは女の子と分かっていて、かわいらしい名前もばっちり決めているそうだ。Mの親バカぶりが今から目に浮かぶ。普段から子ども好きのMのことだから、わが子となればなおいっそうであろう。その成長も、当社の女性陣のように強くたくましく育つのか、おしとやかな女性に育つのか。先が楽しみである▼最近ではMの日々の努力が実を結び、営業マンとしてもさらなる成長を遂げ月間MVPを獲得、公私共々順調なようだ。とにもかくにもめでたい話である▼そんなMをはじめ社員一丸となり、読者の皆様に楽しんでいただける紙面にしようと日々頑張っている。社用車をにやけながら運転しているであろう営業マンMを見かけたら、本紙共々よろしくお願い申し上げます。(増田知久)>

 

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