講演会「子どもの心を育む子育て」の感想

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 昨日に続いて、講演会に参加した学生からのレポートが届きましたので、紹介します。レポートにしないまでも当日の参加者からは、口頭での感想も届いていますが、内容は本欄に掲載した二人の学生の感想とほぼ共通しています。

 

船津麻友美

(子ども臨床学コース3回生)

 

 

 今回の講演会に参加させてもらって、母親と子どものつながりや母親の子どもへの影響はとても大きいことと、発達障害をもつ子どもと関わる時に「困った子」という見方ではなく、「困っている子」という見方をして、その子のいい所をたくさん見つけるような関わり方をすることが大切なのだなと思った。

 母親と子どものつながりがとても強いのだと感じたのは、長男が自閉症ではないかと心配した母親の事例で、母親がうつ病になっていて、うつが改善すると、長男の行動も著明に改善したという話である。子どもが母親を求め、それに対して母親が反応を返すことで、安心したり、感情の自己調節ができるようになったりすることを知った。また、1歳頃までの母親と子どもの関係が、その子の一生の人との関わりのベースとなるということで、生後間もないころからの母子間の関わり、アタッチメントはとても重要なことがわかった。

 アタッチメントがとても重要と感じたとともに、集団生活の場で他の子どもよりも何か目立つものがある時に、すぐ発達障害ではないかと決めつけてしまう見方をするのはよくないなと思った。私は、短大の時に保育園に通わせてもらいながら、発達障害、特に自閉症について関心があったので、少し症状やアプローチの仕方について勉強していた。その時に、発達障害についての知識が少しあるからと言って、保育の場で自分の感情の表現の仕方が上手くできず攻撃的で、集中力が続かず、友達とコミュニケーションをとるのが苦手な子どもがいた時に、すぐにADHDなのではないかと決めつけた見方をしてしまっていた。おとな側に何か都合が悪い状況の時などに、すぐに障害と思い込むのではなく、その子の上手く気持ちを表現できない背景やその子の心にまずは目を向けて、その子の目線になって関わっていくのが良いのだろうと思った。今後子どもと関わる時に、何かで目立つ子がいたら、その子をそうさせているものは何か、その子は何を求めているのか、などその子の目線に立って考えられ、子ども一人一人の見取りをできるようにしていきたい。

 また、私は将来幼稚園教諭になりたいと思っている。幼稚園教諭になれた時には、子どもが安心して過ごせる子どもの安全基地のような存在になれるように、子どもの思いに気づいて受け止められるようになりたい。そして、発達障害と診断された子どもがいた時には、安全基地と思われる存在になることに加えて、「その子どもが困っている」という視点で、その子どものサポートができるようになりたい。気になる所ばかりに目を向けるのではなく、その子どものいい所を見つけ、伸ばしていけるような先生になりたい。

 以上のように、講演会を通して、子どもをとりまく環境の大切さを改めて感じたし、子どもを見つめる時に視野を広くして見ることを今後心がけたいと思えた。

 

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